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ホームページの作成費用はどのくらい?依頼先ごとの相場と費用の内訳を紹介

COLUMN

2022/11/04

外部の業者に依頼してホームページを作成したい場合、気になるのが費用です。ホームページを作成依頼した場合は、どのような費用がかかるのでしょうか。

今回は、ホームページを作成する際にかかる費用の内訳相場について紹介します。
あわせて、広告代理店・ホームページ制作会社・フリーランスなど依頼先ごとに費用の相場や、ホームページ作成費用をできるだけ安く抑えるコツも解説します。

1.ホームページ作成費用の内訳は?

いざホームページを作成したいと考えても、費用相場がわからずに困っている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、ディレクション・デザイン・コーディング・SEO対策といった内訳ごとに紹介します。

1-1.ディレクションにかかる費用

一般的に、ディレクションとは「指示や指揮・進行管理を行う」という意味です。

ホームページをスムーズに作成するには、各工程の指示や進行管理を行うディレクションが必要になります。
具体的にいうと、ディレクションを行うディレクターが制作会社の窓口となって、クライアントとのやり取りを行う仕事です。また、企画構成や案件定義をしたうえで、デザイナーやエンジニアにどのようなホームページを作成するのかの指示も行います。


ホームページ作成費用のなかには、ディレクターが工程の指示・進行管理をするための費用も含まれていて、費用相場はホームページ制作料金の20%程度で5万~20万円程度です。

1-2.デザインにかかる費用

ホームページのデザインは、専用ツール(Adobe XD、Photoshopなど)を使って行います。

デザインを行うときに、写真素材やアイコン素材などが必要ですが、これらを制作サイドが用意した場合、素材費用が上乗せされる可能性がある点は押さえておきましょう。


デザインにかかる相場は、トップページが約5万円~、デザイン性の高いこだわったトップページを作成したい場合は50万円以上かかるケースもあります。

一方、テキスト中心のシンプルなページの場合は、5,000~8,000円程度が目安です。
下層ページであっても、機能性の高い複雑なページであれば、5万~6万円以上かかることもあります。

ホームページのデザインは、こだわればこだわるほど作業時間や費用がかかってしまう傾向です。

1-3.コーディングにかかる費用

コーディング費用とは、ホームページのソースコードを作成するためにかかる費用のことです。

ソースコードは、ホームページの設計図通りにプログラミング言語(HTMLやCSS、JavaScriptなど)を使って作成します。また、デザインをコード化すればリンクや動きなどをつけることが可能です。


コーディング費用の相場は、トップページが1万~3万円程度、下層ページは8,000~2万円程度が目安となります。ただし、デザイン費用の場合と同じく、こだわればこだわるほど費用も上がっていくため、注意が必要です。

また、スマホやタブレットなど対応デバイスに合わせて画面を最適化するためには、レスポンシブデザインを作成しなくてはなりません。追加でレスポンシブデザインを依頼する場合の相場は、「パソコン画面のみの制作費用×約1.4~1.7倍」が目安です。

1-4.SEO対策にかかる費用

ホームページのアクセス率を上げるためには、「Yahoo!」「Google」といった検索サイトで上位に表示されなくてはなりません。

上位に表示されるホームページを作成するには、「SEO対策」が重要となるため、制作会社ではコーディング作業の工程で内部SEOを行ってくれるところも多い傾向です。


コーディング作業と一緒にSEO対策を行う場合、基本的に別途費用はかかりません。しかし、SEO対策に強い制作会社の場合は、コンサルティング料金として費用が別途かかることがあります。コンサルティング料金は、約10万~100万円以上と、どのようなSEO対策を行うかによって費用に幅があるため、前もって予算を伝えておいたほうがよいでしょう。


また、ホームページのアクセス率を上げるには「アクセス解析ツール」の導入も役に立ちます。なぜなら、アクセス解析ツールを入れることで自社ホームページの閲覧数や滞在時間といった訪問者の情報を細かく把握することができるからです。ツールを使って手に入れたデータは、ホームページをリニューアルする際に役立てることができるでしょう。

「Google Analytics」をはじめ、多くのアクセス解析ツール自体は無料ですが、制作サイドに設置してもらう場合は別途費用がかかるため、覚えておきましょう。

2.依頼先ごとに紹介!ホームページの作成費用の相場

ホームページ作成と一口にいっても、依頼する先によっても作成する費用が大きく異なる傾向です。

そこで、ここではホームページ作成費用の相場を「広告代理店」「ホームページ制作会社」「フリーランス」といった依頼先ごとに紹介していきます。

2-1.広告代理店に依頼する場合

広告代理店を通してホームページ作成を依頼する場合、相場は約100万~500万円です。
この場合、実際の作成は広告会社のパートナーとなる制作会社が行うため、少なくとも制作費の約20~50%のマージンが広告会社に取られます。


しかし、広告会社はたくさんの制作会社を抱えているため、発注者が求めているものと制作会社の得意分野がうまくかみ合えば、質・集客力ともに高いホームページができあがるでしょう。
ただし、マージンの分の料金は上乗せされるため、ある程度の予算がないと発注するのは厳しい一面があります。

2-2.ホームページ制作会社に依頼する場合

ホームページ制作会社へ直接依頼する場合は、約20万~100万円と費用に幅があります。
なぜなら、制作会社の規模によって提示する額が異なるからです。例えば、中小規模の制作会社の場合は約20万~40万円、大手の制作会社の場合は約100万円が相場の目安となります。


ホームページ制作会社にいるスタッフは、ホームページ作成のプロとなるため、質の高いホームページが期待できるでしょう。ただし、ホームページ制作会社によっては得意分野や苦手分野があるため、「集客が目的なのか」「ブランディングが目的なのか」など、目的に応じた会社選定をすることが必要です。

2-3.フリーランスに依頼する場合

フリーランスに依頼する場合の制作費用の相場は、約10万~50万円といわれています。

メリットは、格安で作成できるケースが多いことです。


しかし、能力の高いフリーランスもいれば、経験が浅くスキルも不安定なフリーランスもいるなど、フリーランスの経験やスキルは人によって大きく異なります。そのため、依頼先の選定には注意が必要です。また、ホームページを作成できても、なかには完成後の運用・保守サービスなどに対応できないケースもあります。

これらを踏まえたうえで、フリーランスに依頼する場合は「どこまで対応してもらえるのか」について事前に確認し、納得してから契約をしましょう。

3.ホームページ制作費用をできるだけ安くするコツ

ホームページ制作の依頼先を選ぶときは、複数社へ相見積もりを取って比較することが大切です。
依頼する前に、「どのようなホームページを作成して欲しいのか」について明確にしておけば、余計なものを頼む失敗を防ぐことができるでしょう。

また、写真やイラスト、動画、掲載したい文章のテキストなどの素材を依頼先に頼むと、別途費用がかかる可能性があるため、自社であらかじめ用意しておくと安く抑えることが期待できます。


また、デザインや機能面に強いこだわりがない場合は、依頼先が用意したテンプレート通りにホームページを作成してもらうことも安くするコツの一つです。

デザインやレイアウトを考える必要がないテンプレートを使えば、制作サイドの手間がかからないため、費用が安く済みます。逆に、細かいこだわりがある場合はデザインにかかる作業時間や工程数などが増えて、費用が高くなる傾向です。そのため、「この範囲であれば妥協できる」というラインを決めたうえで、受け入れる気持ちを持っておくことも必要でしょう。

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